きょうのメルカートピッコロ

わるたぬ

 アクセスアップにあくせくするな(2)

 FCブログのグルメジャンルで706位(20393人中)。過去最高です。やはりコツコツ更新していると、ある程度までは上がるものなのでしょうか。ある程度ってどの程度? 参加ブログの少ないお取り寄せジャンルでは現在11位(355人中、参照)。

 このランキングが、どういう仕組みなのかさっぱりわかりません。とりあえずアクセス数が1日200くらいで、お取り寄せではベスト3、グルメで200位くらいになるようです。10月のアクセス数は1日平均46.6。1割づつ伸びたとして200になるのに15ヶ月。ああ、だめだ、長すぎる。

「キャンディコートピーカンナッツチョコレート」(株)サロン・ド・ロワイヤル(大阪市)

ぴーかんなっつちょこ
2009.11.01実食

 ホワイトチョコで包んだナッツです。表面にはキャラメルの粉がまぶしてある。ミルクキャラメルの香りがします。外が柔らかくて中がカリッとしている。ホワイトチョコの塩味がナッツの風味とよく合います。

 素材は、ピーカンナッツ、ココアバター、砂糖、全粉乳、キャラメルパウダー、乳糖。脱脂粉乳、植物性油脂、乳化剤、香料。 

 ピーカンナッツはナッツの一種。ペカンとも呼びクルミ科だそうです。脂肪分が多く甘いため「バターの木」とも呼ばれ、製菓材料としてよく使われるらしい。メキシコ湾沿岸が原産。国内でも天草で作っているそうです。なぜ天草?

 サロン・ド・ロワイヤルは1935年創業。当初焼き菓子を作っていたようですが戦後チョコレート中心に展開。とくにサイコロチョコレートが大流行したと年表にありました。サイコロチョコってどんなのでしょう。もう作ってないのでしょうか。興味深い。

ぴーかんなっつちょこぴーかんなっつちょこ

佐賀銘菓「逸口香(いっこっこう)」楠田製菓(佐賀県嬉野市)

いっここう
2009.10.26実食

 このようなお菓子があるとは、今の今まで知りませんでした。まんまるな饅頭型をしていますが、中が空っぽです。不思議過ぎます。

 皮は乾燥していて、味はボーロです。小麦粉だけの素朴な甘さ。中にはべっとりと黒砂糖と水飴が塗ってある。いったいどうやって塗ったというのでしょう。飴の香りがよくて、その部分だけ皮がしっとりしている。その湿った食感もおもしろい。味わっているとゴマの風味がする。シンプルだけど、よく考えられた味のバランスです。素材は、小麦粉、黒糖、水飴、膨張剤、ゴマ。

 昔、ゴマ菓子というものが江戸時代にあったと言います。見かけは大きいけれど中は空っぽ。転じて見掛け倒しのことを「ゴマカシ」と呼ぶようになったとする語源伝説です。作り話だと言われていますが、このお菓子を見ているとまんざらウソでもないような気がしてくる。それに、中におみくじを入れる中国のお菓子だってあります。これもそうした流れなのか。

 逸口香と書いて「いっこっこう」と読む。ウイッキによれば同じ菓子が長崎県と愛知県とにあり、そちらは一口香(いっこうこう)と言うらしい。南蛮菓子っぽいので長崎県は分かるけど、なぜ愛知県に。謎は深まります。ウイッキにも関連事項としてゴマカシのことがありました。やはり本当にあったのかゴマカシ。とりあえず謎ということで。

いっここういっここう

「あおさ屋のあおさ」(株)家城物産(三重県伊勢市)

あいさ
2009.10.26実食

 袋を開けたとき、ふわっと磯の香りがします。乾燥させただけで、よくこれだけ風味が残るものです。色も鮮やか。水で戻すのですが、さっと濡らして洗う幹事。手早く戻すと香りが抜けません。洗うとつるっとしたノリの食感がよみがえります。素材はアオサ(ヒトエグサ)のみ。

 ややこしいのはアオサはアオノリやヒトエグサとは必ずしもおなじではないこと。伊勢ではヒトエグサのことをアオサと呼んでいるようですが、アオサという海藻は別にある。本来日本食で使うのはアオノリやヒトエグサ。アオサは70年代ごろから食用に開発されたらしい。もちろん、ここでご紹介しているのはアオサではなく、ヒトエグサのほうです。

 家城物産(いえきぶっさん)はいろんな食材をお作りになっていますが、もともとアオサ屋さんのようです。袋書きにもそうあります。伊勢湾は国産アオサの7割を生産している一大産地。どうやって一大産地になったのか興味深い。

 このメーカーはアオサを乾燥させる技術に長けている。ホームページで見ると手づくりの部分が多い。昔ながらの製法があるのでしょうか。その乾燥アオサを使ったいろんな食材を開発なさっています。アオサチップは以前ご紹介しました(参照)。ほかに伊勢エビ味噌汁も天王寺では人気です(参照)。

あおさ

「ねばり昆布と鰹節のふりかけ」(株)リアス(千葉県船橋市)

ふりかけ
2009.10.26実食

 カツオの香りが高い。ふんわり削られたカツオとトロッとした昆布の食感の取り合わせがおもしろい。薄味なのでカツオの旨みが分かります。ふりかけと言えば濃い味付けのものしか知りませんでしたが、こんな風に素材を活かしたものもできるのですね。さすがリアスさんです。

 素材は、カツオ、鹿児島県産枯れ節、北海道産昆布、調味料(醸造酢、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、黒砂糖、漁醤)、鹿児島県産食塩、国産アオサ、国産ゴマ。

 リアスさんは海藻専門店「たまも」を経営するお惣菜屋さん。店で料理教室を開いたりなさっている。海藻を使ったいろんなお惣菜をお作りになって、天王寺でも人気です。季節に応じて、次々と新しい食材を提供してくださいますので、次は何か来るのか楽しみにしている人も多い。しかも新商品にハズレがありません。

 やはり海藻専門店を通して味が練られるのではないでしょうか。味について自由に批評できる場所をわたしは食のパブリック空間と呼んでいますが、そうした場所が成り立った産地からは、レベルの揃った商品が続出します。リアスさんもそうだと思う。興味深いメーカーのひとつです。

ふりかけ

「ラウンドパン」パンキッチンモリシタ(京都市)

まるぱん
2009.10.16実食

 まず形がおもしろい。今流行っているらしいのですが知りませんでした。切ると中が渦巻きになってる。中へいろいろと練りこむお菓子パンの一種のようです。

 ふんわりとした甘い玉子の香りがします。食感は軽くてモチモチ系。厚切りトーストにしてみました。生地がよく締まっているので薄切りにしてカリカリに焼いてもおいしい。塩味は薄くほんのり甘みがあります。

 素材は、小麦粉、砂糖、生クリーム、玉子、酵母、塩。円筒形の焼き型に入れて焼くらしい。だから筒の型が表面につく。このパン屋さんは京都市のJR山科駅の近くにある。メルカートピッコロ店主中島一郎が最近見つけてきました。週1回入れてもらってますが、形のおもしろさと優しいあじわいで、たちまち人気商品となりました。

まるぱん

「丸ごと根昆布だし」(株)北海道ケンソ(札幌市)

こんぶだし
2009.10.26実食

 緑色をしてトロリとしています。香りが良くて昆布の深いコクがあります。すでに液状になっているので使いやすい。昆布からこれだけのダシをとることを思えば格段にお手軽でしょう。手軽でありながら本格的というのがおもしろい。ただし、すでに塩味がついているので塩味の調整に注意が必要です。

 素材は日高産根昆布、オホーツクの海水塩、寒天。寒天でとろみをつけている。そのなかに緑色の粉末が見えます。沈殿しないように寒天を入れているのでしょうか。北海道ケンソは「根昆布だし」と「丸ごと根昆布だし」の2種を出していますが、「根昆布だし」のほうは調味料が入っていますが、こちらは塩と寒天だけです。

こんぶだし
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